1.両手を体に沿わせ、仰向けで寝ます。
2.ベッドと腰の間に手を入れ、「手のひら一枚分の隙間があるかどうか」を確認します。
隙間が一枚以上ある場合、反り腰の可能性が高いです。
また、足を伸ばすと腰痛が増し、膝を立てると痛みが和らぐといった変化がある場合も反り腰の兆候です。
1.両手を体に沿わせ、仰向けで寝ます。
2.ベッドと腰の間に手を入れ、「手のひら一枚分の隙間があるかどうか」を確認します。
隙間が一枚以上ある場合、反り腰の可能性が高いです。
また、足を伸ばすと腰痛が増し、膝を立てると痛みが和らぐといった変化がある場合も反り腰の兆候です。
反り腰の状態は、専門的には「骨盤前傾」と呼ばれます。これは、骨盤が前方に傾いており、坐骨(お尻の下の骨)が後ろに突き出ている状態を指します。
反り腰になる原因は、主に次の4つです。
1.筋肉のバランスの崩れ:反り腰は、腰の反りを強調する筋肉が過剰に働くことから生じます。一方で、お腹の筋肉が弱くなると、腰の反りが強まりやすくなります。腰部と腹部の筋肉のバランスが悪くなることにより、反り腰を引き起こす主な要因となります。
2.妊娠や体重の増加:妊娠や急激な体重増加によりお腹が大きくなると、その重みによって身体が前方に傾きます。この姿勢を整えるために腰が反りかえり、この状態が長い間続くと、反り腰が癖になってしまうことがあります。
3.ヒールの高い靴の使用:ヒールの高い靴を履くことは、つま先や前方に体重がかかるため、身体が前方に傾きやすくなります。この傾きを整えるために腰が反りかえり、反り腰が生じる可能性があります。
4.長時間のデスクワーク:デスクワークで座る時間が長いと反り腰に悩まされることが多い傾向にあります。特にパソコンやスマートフォンを使用する際は、前かがみの姿勢が続きやすく、一日に8時間以上座りっぱなしの場合は、腰への負担が増加してしまいます。
反り腰が長い間続くと、腰を反らす筋肉が過剰に働き硬くなり、逆にお腹の筋肉が弱くなります。そこから血流が低下し、慢性的な腰痛を引き起こすことがあります。
特に、妊娠中、お腹が大きくなると、体の中心が前方に傾くため、妊娠中に反り腰になることは避けられません。ですが、出産後も授乳や抱っこで反り腰の姿勢のままでいること、デスクワーク・スマホの使用時に前傾姿勢が続くと慢性的な腰痛になる可能性が高まります。
反り腰による骨盤や背骨の歪みが反り腰による慢性的な腰痛の原因とされることが多いですが、痛み治療の考え方としては間違っているといっても過言ではありません。
人間の体には左右対称な部分がなく、歪みやズレは痛みの結果として現れるものであり、反り腰による腰痛の直接的な原因ではありません。
反り腰とは、前傾姿勢の体のバランスをとるために腰を反らす筋肉が過剰に働き硬くなり、逆にお腹の筋肉が弱くなります。
筋肉や筋膜は多くの血液を必要としますが、反り腰によって筋肉のバランスが悪くなることで腰部の血流が低下し、筋肉の中にトリガーポイントと言う筋肉のシコリ(血行障害)が出来、痛みを引き起こします。
「いつから」「どの部分が」「どのような状況で」痛むのかなど、個々に合わせた原因ポイントを高精度に特定し、痛みの発生源である筋肉や筋膜の状態を改善、治療を行うことが必要な治療になります。
当院では痛みの原因のトリガーポイントを正確に見つけ出し、そのトリガーポイントに対して適切な手技療法、鍼治療、電気治療など、早期かつ根本的な治療を行います。
反り腰による腰痛でお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。
治療のおかげでだいぶマシになり、これからも治療を続けていきたいです!
H.K様、お喜びの声ありがとうございます。
腰痛の原因となっていた【筋肉】は、前かがみになったり腰を反ったりするだけでなく、立っている・座っている姿勢を維持するだけでも負担がかかっています。 これから腰の痛み繰り返さないようにする為には、長時間同じ姿勢にならないよう、こまめにお身体を動かしていただくことです。
今後も何か不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。
産後の体の痛みがある方、来院してみてはいかがでしょうか?楽になりますよ!
高須 梨恵様、お喜びの声ありがとうございます。
腰の痛みの原因となっていた筋肉は、【マッスルメモリー】という、状態を記憶する特徴があります。 ですので、一度硬くなってしまった筋肉へ治療を行なってもすぐに元の状態に戻りやすくなってしまいます。 腰の痛みを再発させない為には、日々の【ストレッチ】【体操】【お身体を温めること】を意識して行なっていきましょう!
今後も何か不安なことがありましたらお気軽にご相談ください。
本記事の文責
平川接骨院/針灸治療院グループ
林 宏和
経歴
関西で16店舗の平川整体院グループ人材部部長
業界歴15年、全国の学生採用から入社後の技術研修、教育を担当