足関節捻挫とは
捻挫とはスポーツ中にバランスを崩したり、転倒などによって足の骨の連結部分が本来ある位置から強制的に離された状態のことを言います。簡単にいうとひねって痛めてしまったケガのことです。
足関節捻挫は、足首を内側に捻って生じる内反捻挫がおよそ9割を占め、その多くは外側くるぶし周囲にある靱帯の損傷です。
私たちが自由に身体を動かすためには身体を支える支柱となる骨、骨と骨をつないでいる関節、関節をスムーズに思い通りに動かす筋肉がお互いに相互に関連することで働いてくれています。
関節をさらに強固にするために働いているのが靱帯です。
関節部位に負担が掛かりますので関節周囲の靱帯や筋肉を傷めてしまい、場合によっては断裂や骨が欠けてしまうような骨折を起こすこともあります。
捻挫したら
捻挫の直後の治療において、RICEという処置が一般的に使われます。
RICEは、捻挫に対する初期治療の基本的な原則で、次のように構成されます。
・Rest(安静): 捻挫を起こした部位を安静に保ちましょう。傷ついた組織を休めることで、炎症が軽減します。患部に過度の負担や圧力をかけないように注意してください。
・Ice(冷却): 氷を傷ついた部位にあて、炎症を抑えましょう。氷を使うと血管が収縮し、痛みと腫れを軽減します。氷パックなどがお勧めです。
・Compression(圧迫): 傷ついた部位に包帯や圧迫帯を巻き、腫れを抑える助けになります。ただし、圧迫をかけすぎないようにして、血流が悪くならないように注意してください。
・Elevation(挙上): 捻挫を起こした部位を心臓よりも高い位置に保つことで、血液の循環を改善し、腫れを軽減できます。特に足首や足の捻挫の場合、足を挙げて休むことが重要です。
RICEの原則は、捻挫による炎症や腫れを制御し、早期回復を促進するための基本的なケアです。ただし、重度の捻挫や症状が改善しない場合、医療専門家の診断や指導を受けることが重要です。
平川整体院グループの捻挫の治療法
平川整体院では、問診や触診などによって損傷の度合いを確認し処置を行います。
急性期の場合RICE処置を行ってテーピングをして安静にすることを治療法とします。
しかし、急性期を終わってからの過度な安静はスポーツや日常生活への復帰を遅らせてしまいます。
私たち平川整体院グループでは早期復帰を目的に靱帯の損傷だけに目を向けるのではなく同時に痛めている筋肉の損傷にもアプローチをしていきます。
また、痛みの長期化を防ぐため捻挫後に硬まっている筋肉の凝りに対して血行を促すように手技やハイボルト・針治療をさせていただきます。
足関節捻挫は最初の処置はとても大切ですがそれだけがすべてではありません。
治った後や早期回復を考えると急性期が終わってからの治療も大切で、適切な治療やリハビリを行うことで再発も同時に防ぐことが可能です。
急性期の処置から慢性化した捻挫後の痛みまで、お困りの症状を一人一人の患者様に合わせて改善していきます。
スポーツ復帰、痛みのない日常生活にはやく復帰するためにも身体のメンテナンスまで全力でサポートします!
ぜひ一度、平川整体院グループにご相談ください。