2025.07.31
こんにちは、平川整体院です。
最近、「朝起きたときに首が動かない」「パソコン作業の後に首がズーンと重くなる」など、首の不調を訴える方が増えています。
首の痛みは一時的なものもありますが、放っておくと慢性化したり、日常生活に支障をきたすこともあるため注意が必要です。
この記事では、首の痛みの主な原因・症状・セルフケアについて、分かりやすくご紹介します。
首や肩周りの筋肉は、同じ姿勢を続けていると血流が滞り、硬くなります。
スマートフォンやパソコンを見るときに、首が前に出る姿勢(いわゆる「スマホ首」)が続くと、筋肉や関節に大きな負担がかかり、痛みの原因に。
枕の高さが合っていなかったり、寝ている間の姿勢が悪いと、朝起きたときに首が痛くなる「寝違え」を引き起こすことがあります。
意外に思われるかもしれませんが、ストレスがたまると自律神経が乱れ、首や肩周りの筋肉が緊張しやすくなります。
加齢により椎間板や関節に変形が起きると、神経を圧迫して痛みやしびれが出ることがあります。頸椎症やヘルニアなどの病気が関わっている場合もあります。
・首を動かすと痛い、動かしづらい
・肩や背中まで重だるさが広がる
・頭痛や吐き気を伴うことがある
・腕や手にしびれを感じる
・朝起きると痛みが強くなっている
上記のような症状がある場合、単なる「筋肉のこり」ではなく、神経や骨への負担が関わっている可能性もあります。早めに対処することが大切です。
首の筋肉が硬くなっているときは、無理のない範囲でストレッチを行うと、血流が改善されて楽になります。
簡単!首の横伸ばしストレッチ
1.椅子に座り、背筋を伸ばします
2.右手を頭の左側に添え、軽く右側に倒します
3.左側の首筋が心地よく伸びたところで20秒キープ
4.反対側も同様に行います
※ 痛みが強いときは無理をしないでください
スマホやPCの画面が低い位置にあると、自然と首が前に出る姿勢になってしまいます。
なるべく画面を目の高さに近づける工夫をすると、首の負担が大きく減ります。
入浴によって筋肉の緊張が和らぎ、首周りの血流が良くなります。
特にデスクワークやスマホ使用が多い方は、シャワーだけでなく湯船に浸かるのがおすすめです。
夏場の温度は38℃のぬるめがおすすめで、時間は10分~15分が目安です。
高さが合わない枕や硬すぎる寝具は、首に余計な負担をかけてしまいます。
自分に合った枕を使い、横向き・仰向けなど、首が安定する寝姿勢を心がけましょう。
セルフケアを続けても痛みが取れない、またはしびれなどの症状が出ている場合は、首の深部に問題がある可能性も考えられます。
放置せず、必要に応じて専門機関へ相談することも大切です。
首の痛みは、日常のちょっとした姿勢や習慣の積み重ねから起こることが多く、悪化させないためには早めの気づきとセルフケアが重要です。
・スマホやパソコンの使い方
・姿勢や目線の位置
・枕や寝姿勢
・日々のストレスケア
このような点を意識して、首の負担を少しずつ減らしていきましょう。
「最近、首まわりがつらいな…」と感じたときは、まず生活習慣の見直しから始めてみてくださいね。