2025.06.24
こんにちは!平川整体院です。
「夜中に足がつって目が覚めた…」「運動中にふくらはぎがピキッと痛くなった」そんな経験はありませんか?
脚がつる、いわゆる「こむら返り」は、多くの方が一度は経験する不快な症状です。
単なる一時的な痛みと思われがちですが、実は身体からの“サイン”かもしれません。
今回は、脚がつる原因と、意外と知られていない対処法・予防法について、整体の視点から分かりやすくご紹介します。
脚がつる=筋肉が異常に収縮し、元に戻らなくなる状態を指します。
主に以下のような原因が考えられます。
1.筋肉疲労
長時間の立ち仕事や激しい運動で、筋肉に負担がかかりすぎると、筋肉の緊張状態が続き、つりやすくなります。
2.水分・ミネラル不足
汗をかくことで失われる電解質(ナトリウム・マグネシウム・カリウムなど)が不足すると、神経や筋肉の働きが乱れ、つる原因になります。
3.血行不良
冷えや長時間の同じ姿勢によって血流が悪くなると、筋肉への酸素や栄養が行き届かず、痙攣を起こしやすくなります。
4.柔軟性の低下
加齢や運動不足などで筋肉が硬くなると、伸縮性が落ち、急に動いたときに脚がつりやすくなります。
万が一、脚がつってしまった場合、以下の方法で筋肉を落ち着かせましょう。
・ふくらはぎの場合(こむら返り)
①壁に手をついて立ち、足を前後に開く(つった方の足を後ろへ)。
②後ろ足(つった脚)のかかとを床につけたまま、膝をまっすぐ伸ばす。
③前足の膝を軽く曲げ、体重を前にかけるようにしてふくらはぎを伸ばす。
④つった筋肉がゆっくり伸びていくのを感じながら20〜30秒キープ。
※無理に力を入れすぎず、「ゆっくり」行うのがコツです。
・太ももや足裏がつったときも、ゆっくり伸ばすことが基本です。
無理に引っ張らず、痛みが落ち着くまで深呼吸を意識しましょう。
脚のつりを予防するには、日常的な習慣が大切です。以下のポイントを意識してみてください。
1.ストレッチを習慣にする
・就寝前やお風呂上がりに、ふくらはぎや太ももの筋肉をじっくり伸ばしましょう。
例)タオルを使ったふくらはぎストレッチ(寝ながらできる)
やり方:
①仰向けに寝る。
②タオルを片足のつま先にかける。
③脚を上げ、膝を伸ばしたまま、タオルを手前に引き、つま先を自分の方に引き寄せる。
④ふくらはぎが伸びているのを感じながら、20〜30秒キープ。
⑤反対の足も同様に。
✔ 朝や就寝前、運動前に行うのがおすすめです。
2.水分・ミネラル補給をこまめに
・スポーツドリンクや麦茶、経口補水液などで水分とミネラルをバランスよく摂取しましょう。
・特に運動前後、汗をかいた日には意識的に補給を。
3.体を冷やさない
・足元の冷えは筋肉の硬直を招きます。就寝時はレッグウォーマーや靴下を活用しましょう。
・夏でも冷房で足元が冷えないよう注意を。
4.食事からのミネラル摂取も意識を
・マグネシウム:アーモンド・ひじき・納豆
・カリウム:バナナ・アボカド・ほうれん草
・カルシウム:乳製品・小魚・大豆製品
脚がつる背景には、筋肉の過緊張や血流不足が隠れていることが多くあります。
当院では、以下の施術を通して身体の状態を根本から整えるサポートを行っています。
・手技療法:緊張して硬くなった筋肉を的確にゆるめ、血流改善を促します。
・電気治療(ハイボルト):高電圧の電気刺激をつった筋肉にピンポイントで届け、深層の筋緊張を素早く緩めます。痛みを素早く鎮める効果も期待でき、急性のこむら返りにも適しています。
・鍼治療:筋肉の奥にアプローチし、つりやすい体質を内側からケアします。
・生活習慣のアドバイス:つりを予防するためのふくらはぎストレッチや、水分・ミネラル摂取のタイミングなど、日常生活でできるケアも丁寧にお伝えします。
脚がつるのは単なる疲れではなく、筋肉・水分・血流のバランスが崩れている“サイン”です。
頻繁につる・夜中に目が覚めるなどの症状がある方は、放置せずしっかりとケアすることが大切です。
平川整体院では、一人ひとりの状態に合わせた施術と予防法を提案しております。
「最近脚がつりやすい…」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!