2023.12.29
こんにちは!
平川接骨院/針灸治療院の林です。
当院でも提供している針治療は、様々な身体の不調改善に効果があります。
特にステンレス針を使用する治療では、体のツボに刺激を与えて皮膚や筋肉に影響を与え、機能を整える効果があります。
継続的な肩こりや腰痛などの不調が針治療によってスッキリ改善したケースは多々あります。
しかし、針治療を受けた後に身体に内出血が起きてしまう場合があります。
治療を受けた後に内出血が出ていると身体に異常がないか心配になると思いますが、身体への異常は特にありません。
ではなぜ針治療の後に内出血が起こるのでしょうか、その理由と内出血を引き起こさない予防方法を解説していきます。
針治療で内出血が生じる理由は、身体の中に張り巡らされている毛細血管を、針を刺すことで傷つけてしまうからです。
傷ついた毛細血管からは血液が流れ出し、内出血を引き起こしてしまいます。
人間の体には無数の毛細血管が張り巡らされているため、施術者の技術力に関わらず完全に内出血を回避して針治療を行うことは難しく、ベテランの針灸師でも不可能です。
通常は血管が弾力的であり、針が近づいても自然に避けることが出来ますが、何らかの原因によって血管の弾力が失われている場合や血管が不健康な状態にある場合に内出血が起こりやすくなります。
針治療では非常に細い針を使用するため、治療中に痛みを感じることはほとんどありません。
痛みを感じることなく、気付いたら内出血が起きていたというケースが多いですが、時々針で血管を傷つけた際に「チクッ」という痛みを感じることもあります。
そのため、痛みを感じやすいかどうかには個人差があります。
内出血後の傷跡も残ることはほとんどありません。
こちらも個人差がありますが、内出血を起こしても数週間で色が変化し消えていくでしょう。
ただし、内出血を起こした部分が少し腫れてしまう場合もあります。
血管には動脈と静脈があり、動脈の内出血は腫れがすぐに出やすく、静脈の内出血は時間が経ってから腫れる傾向にあります。
針治療で内出血しやすい人は以下の特徴を持っていると考えられています。
・血流が悪い人
・高齢者
・喫煙者
・疲労・ストレスが溜まっている
・胃腸の動きが低下している(過度なダイエットなど)
・高血圧や糖尿病などの血管・血流に関係する病気にかかっている人
・遺伝・体質(あざができやすい、皮膚が薄い、出血しやすい)
内出血を起こす原因でもご紹介したように、血管に弾力があり血管内の血液がスムーズに流れている場合は身体に刺さった針を自然に避けてくれますが、上記の特徴を持つ人は血管が針を避けきれずに内出血を起こしやすいです。
上記の特徴に当てはまる人や針治療が不安な方は、針治療を受ける前に必ず針灸師に相談をするようにしましょう。
内出血を防ぐために、細い針を使用してもらうようにしましょう。
細い針を使用することで、体内に数多く存在している毛細血管を傷つけるリスクを下げることができます。
不安な方は針灸師に事前に内出血について相談し、施術を行う際なるべく内出血を抑えるように意識して治療をしてもらうようにしましょう。
また、生活習慣や食事に気をつけて血管の健康を保つことも内出血の予防に役立ちます。
喫煙やストレスは血管を弱らせる原因となるため、すぐにでも見直しましょう。
平川接骨院/針灸治療院では、針治療も対応しており平日・土日・祝日も20時まで営業しています。
家事やお仕事で平日の昼間に時間を作れないという方でも通いやすい環境が整っています。
お電話やLINE、メールでも対応しておりますので、お悩みがある方はぜひ相談してみてください。
内出血が気になる場合でも、適切な対処法や予防法をアドバイスいたします。
病院では良くならなかった身体の不調や針治療、内出血に関することまで、平川接骨院/針灸治療院にお気軽にご相談ください!