悪化するとペンやお箸が使えなくなる⁉ 円回内筋症候群をご存じですか?

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円回内筋症候群

 

こんにちは!

兵庫 平川整体院/針灸治療院グループ 柔道整復師の林です。

 

 

 

ペットボトルのキャップを閉めようとしたら・・・

 

力が入らない

腕(前腕)が痛い

肘の内側が痛い

手首も痛くなる…

 

 

このような症状でお困りではありませんか?

 

手首や腕の内側に異変を感じている方は円回内筋症候群かもしれません。

 

 

思い当たる症状がある方はぜひこのブログを読んで症状を改善・対策しましょう!

 

円回内筋症候群とは

 

肘を曲げたり腕を内側に捻ったりする腕の筋肉を「円回内筋」と呼びます。

 

デスクワークや腕を頻繁に使うスポーツ競技などで、腕に負荷がかかり筋肉が過度に収縮することによって、円回内筋の中を通る正中神経が圧迫され

痛みやしびれ、筋肉の衰えなどを発症する状態を「円回内筋症候群」と言います。

 

 

 

症状が深刻化すると、ペンやお箸の使用など指先で行う細かい作業や軽いものを持ち上げることも困難になってしまいますので、症状に心当たりのある方はお早めに専門家への受診をお勧めします。

 

 

 

円回内筋症候群と類似する症状として

 

・手根管症候群

・腕の痛み

・ゴルフ肘

・野球肘

・手のしびれ

 

などが挙げられます。

 

 

円回内筋症候群の特徴

 

円回内筋症候群の症状は個人によって異なりますが、一般的な特徴は以下の4つです。

 

1.痛みと不快感:初期段階では円回内筋周辺で痛みや不快感が生じます。

特に円回内筋を使用した動作、例えば物を持ち上げたり、ねじったりした際に痛みが顕著に現れます。

 

2.筋肉のこりと硬直:筋肉の過度な収縮により、筋肉内にこりや硬直が生じます。主に手首や肘の近くで発生し、円回内筋に指圧をかけると痛みを伴います。

 

3.機能障害:症状が進行していくと腕を内側にひねる動作に制限を感じることがあります。

日常生活やスポーツにおいても制限が生じ、物を持つことや指先で道具を使用することが難しくなります。

また軽い物を持ち上げる場合でも痛みを伴い、持ち上げることができなくなる可能性があります。

 

 

円回内筋症候群

 

 

4.関連痛:円回内筋から周辺の組織まで広範囲に痛みが広がる場合があります。

これを関連痛と呼び、患部だけでなく周りの腕の筋肉や関節にも広がる痛みのことを指します。

 

 

円回内筋症候群の原因

 

一般的に考えられている円回内筋症候群の主な原因は、筋肉の過度な収縮と緊張によって神経が圧迫され痛みを発症していると考えられています。

 

 

しかし、痛みの本当の原因は神経の圧迫ではなく、筋肉内に生じる筋肉のしこり(トリガーポイント)です。

 

トリガーポイントは長時間のデスクワークや道具を使用する工事現場の仕事など、一定の動作を繰り返すことによって円回内筋に過度な負荷がかかり、筋肉の柔軟性が失われます。

筋肉の柔軟性がなくなると血流が滞りやすくなり、筋肉の固まりであるトリガーポイントを発生させ痛みを引き起こします。

 

 

トリガーポイントは関連痛を引き起こす場合もあります。

トリガーポイントの関連痛は原因とは別のところに痛みを発症するという特性があるので、病院や専門機関を受診してもなかなか改善しない症状は、実はトリガーポイントが原因かもしれません。

 

 

円回内筋症候群対策ストレッチ

 

症状が悪化すると日常生活にも大きな影響を与える円回内筋症候群ですが、腕の筋肉をほぐすことでその痛みを予防することができます。

 

ここではご自宅で簡単にできるセルフストレッチをご紹介します!

 

 

 

・前腕のストレッチ(腹側)

前腕ストレッチ

 

①肘を地面と水平に伸ばし、掌が上を向くように広げます。

②掌を上に向けたまま指先を下に向けて、反対の手で指先を身体の方に引きます。

③引いた状態で30秒キープします。

④次に、指先を内側に向けて引っ張って30秒キープです。

⑤同様に外側にも引いてキープします。

この時、指を1本ずつ引いたり掌の真ん中あたりを引 いても効果があります。

⑤反対の腕も同じように引っ張って30秒キープしてください。

 

 

 

・前腕のストレッチ(背側)

前腕ストレッチ

 

①肘が地面と水平になるまで腕を上げ、掌が下を向くように広げます。

 

②掌を下に向けた状態のまま、指先を反対の手で腕の方向に引きます。

 

③引いた状態で30秒キープします。

 

 

 

 

今回ご紹介した2つのストレッチを毎日痛みのない範囲で続けてみてください。

 

もし痛みが発症した場合は、すぐにストレッチを止めて医療機関を受診することをお勧めします。

 

 

平川接骨/針灸院の円回内筋症候群治療では

 

平川接骨/針灸院の円回内筋症候群治療では、痛みの本当の原因であるトリガーポイントにアプローチを行い、痛みを根本的に改善していきます。

 

当院の施術では手技治療によって凝り固まっている筋肉の表面をほぐしていき、深部にあるトリガーポイントに対してはハイボルトや針治療を用いてピンポイントに対処を行います。

 

 

円回内筋症候群は一度改善しても時間が経つと再び痛みを発症してしまう可能性があります。

そのため治療初期は日を空けずに続けて治療をさせていただき、痛みが取れてきたら生活習慣や悪い姿勢などをメンテナンスによって改善していきます。

 

今回ご紹介したストレッチの他にも、お客様に合わせた様々なセルフケアをご指導させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

 

円回内筋症候群でお困りの方は一度平川接骨/針灸院にお電話ください!

 

 

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