2025.06.28
こんにちは!平川整体院の林です。
「朝起きたときに体が重くて動きたくない…」
「寝たはずなのに疲れが抜けていない…」
そんな状態が続いている方は要注意です。
体が十分に回復していないサインを見逃すと、慢性的な不調に繋がることもあります。
今回は、朝のだるさの原因とその対策方法をわかりやすくご紹介します。日々の生活を快適にするためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。
とくに「深い眠り(ノンレム睡眠)」が不足していると、脳や体がしっかり回復せず、だるさが残ります。
その原因には、スマホ・PCの見過ぎ、運動不足、ストレスなどが関係しています。
・寝る前1時間はスマホやテレビを控える
→ブルーライトがメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を妨げます。
・軽いストレッチや深呼吸を取り入れる
→筋肉の緊張がほぐれ、入眠がスムーズになります。
例:仰向け膝抱えストレッチ
①仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せる
②両手で膝を抱え、20秒キープ
③ゆっくり元の姿勢に戻す
・就寝・起床の時間を固定する
→体内リズムが整い、眠りの質が高まります。
日中の姿勢やストレスが積み重なると、知らないうちに筋肉が固まり、血流が滞っていきます。
特に、肩・背中・腰の筋肉が緊張したままでは、寝ている間も十分にリラックスできません。
デスクワーク中心の方や運動習慣がない方は、筋肉が固まりやすく、だるさが慢性化しやすい傾向があります。
・長時間同じ姿勢を避ける
→1時間に一度は立ち上がって体を伸ばすよう意識しましょう。
・正しい姿勢を意識する
→椅子に座るときは骨盤を立て、背中が丸まらないよう注意しましょう。
・就寝前に入浴し、体を温める
→38〜40℃のお湯に15分程度入ると、血行が促進されて筋肉が緩みやすくなります。就寝1時間前がベストタイミング。
過度なストレスや生活習慣の乱れによって、自律神経のバランスが崩れると、睡眠中も「交感神経(活動モード)」が働き続け、体がうまく休まりません。その結果、朝に疲れが残ったまま目覚めてしまいます。
・朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びる
→体内時計がリセットされ、自律神経が整いやすくなります。
・夜は暖色系の照明でリラックス
→副交感神経(リラックスモード)への切り替えが促されます。
・寝る前の深呼吸や腹式呼吸を取り入れる
→呼吸が整うと、神経系もリラックスしやすくなります。
たかが“だるさ”とあなどって放置していると、以下のような症状へ発展することもあります。
・頭痛、肩こり、腰痛の慢性化
・日中の集中力・作業効率の低下
・イライラや気分の落ち込み
・自律神経の乱れによる胃腸不調やめまい
体の声に耳を傾けることが、健康維持の第一歩です。
朝のだるさは、体からのSOSの可能性もあります。
睡眠環境や日常の姿勢、リラックスの時間を見直すだけで、少しずつ体の調子が整ってくることもあります。
「朝がしんどい」「疲れが取れない」と感じる方は、まずはできることから生活習慣を整えてみましょう。
それでも改善しない場合には、専門的な視点からのサポートが必要かもしれません。
平川整体院では、まず日常生活の見直しやセルフケアを大切にした上で、不調が続く方には症状に合わせた施術をご提案しております。お一人おひとりに合ったサポートで、根本的な改善を目指しています。
不調の兆しを見逃さず、健やかな毎日を送るために、一緒に対策していきましょう!