30代から始める!膝の健康を保つための簡単なトレーニング

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こんにちは!
平川接骨院/針灸治療院 柔道整復師の林です。

 

 

身体の痛みを訴える人の中で約69%が膝の痛みを感じているとも言われるほど、「膝が痛い」「膝が重い感じがする」と膝の不調に関する悩みは、どの世代でも増えています。

実際、30代の比較的若い世代でも膝の痛みを感じる人は少なくありません。

 

 

 

今回は、膝が痛む原因と膝痛の改善・予防法について詳しく解説していきます!

 

 

30代でも膝が痛い?症状に注意!

膝の痛みは50代・60代だけのものではありません。
30代前後の若い世代や、膝に慢性的な痛みがないという方でも以下のような症状が現れた場合には注意が必要です。

 

 

– 膝が重い
– 膝に違和感がある
– 膝関節がかみ合っていないように感じる
– 歩き始めだけ膝が痛む
– 膝がぐらつく など

 

 

これらの症状が見られたときは、膝の痛みが起きる前兆です。

 

 

 

膝は歩いたり、座ったりの日常的な動作によって大きな負荷がかかる部位であり、痛みが生じると生活全般に支障をきたす部分です。

活動的に毎日の生活を送るためにも、膝が痛くなる原因を把握して痛みを予防する行動を取ることが重要です。

 

 

 

30代でも膝が痛い原因

膝が痛む主な原因は、「下半身の筋力低下」や「膝関節の柔軟性不足」「膝関節の老化」です。

これらの要因を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

1. 下半身の筋力低下

膝の関節を動かすためには下半身の多くの筋肉が必要です。

腿にある大腿四頭筋(だいたいしとうきん)やハムストリングス、お尻にある大殿筋(だいでんきん)、骨盤付近の腸腰筋(ちょうようきん)などの筋肉が働き、膝関節の動きを支えています。

 

 

 

これらの下半身の筋肉が十分に働かないと、膝関節には大きな負担がかかります。

 

膝関節の動きに伴うサポート力が低下することで、膝関節の骨同士のつなぎ目にある軟骨が激しく摩擦してしまい痛みを発症します。

 

日頃から仕事や家事、育児に追われて運動不足になると膝関節の動きをサポートする筋肉の働きが低下し、膝が痛くなる可能性が高まります。

 

 

 

 

2.筋肉の柔軟性不足

 

運動不足や日常的な膝の動きが不足すると、次第に膝関節の周りの筋肉が硬くなります。

 

筋肉が硬くなり柔軟性が失われると、血流不足となり酸素や栄養素が行き届かなくなり、トリガーポイントという筋肉のしこりが発生します。

トリガーポイントはしこりのある筋肉だけでなく、その周りの筋肉にまで痛みを発生させます。そのため慢性的な身体の痛みにお悩みの方は、トリガーポイントが原因と考えられます。

 

痛みを根本的に取り除くには、硬くなった筋肉を柔らかくほぐしてトリガーポイントを除去する施術を行うことが必要です。

 

 

 

3.膝関節の老化

 

膝関節の老化は年齢だけでなく、生活習慣にも影響されます。

 

悪い姿勢、激しい運動、肥満、肉体労働などが膝に負担をかけ、軟骨の摩耗を早めます。

このような生活習慣によって30代でも膝の痛みを引き起こしてしまいます。

 

 

 

 

 

4.変形性膝関節症

 

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨が擦り減り骨同士が直接ぶつかることで痛みが生じる病気です。

肥満、外傷、遺伝、職業、生活環境などが原因となり、女性に発症しやすい傾向があります。

 

 

膝の痛みを予防する方法

膝の痛みを予防するためには、以下の簡単なトレーニングや心がけを行うようにしましょう。

 

 

1. 筋力トレーニング
座った状態でできる膝周りの筋力トレーニングです。

 

1. 椅子に座り、膝を伸ばした状態で足を10cmほど持ち上げる。
2. そのまま太ももの前側に力を入れ、5秒キープする。
3. 左右それぞれ10回ずつ行う。

 

 

 

 

2.ストレッチ法

ストレッチを組み合わせ、複数の筋肉を伸ばしていきます。

 

 

①太ももの前側を伸ばすストレッチ

   – 壁に向かって立ち、右手を壁について左足の膝を曲げ、つま先を左手でつかむ。

   – つま先をお尻に引き寄せて、30秒キープする。

   – 反対側も同様に行い、左右3セット行う。

 

 

 

②ふくらはぎと膝裏のストレッチ

   – 椅子に腰掛け、右足を床と平行に伸ばし、足首は床に垂直になるように立てる。

   – その状態のまま10秒キープする。

   – 左右同様に10セット行う。

 

 

 

 

3.日常生活での心がけ

 

– 体重の増加に気をつける。

– 手すりやサポーターを使う。

– 痛みがない時にはウォーキングをする(長時間歩くのは控える)。

– ランニングや山登りなどの過度な運動は避ける。

– 一時的な痛みや腫れの場合は患部をよく冷やし、慢性的な痛みの場合は温める。

– トレーニングやストレッチを習慣にする。

– 定期的に接骨院での施術を受ける。

 

 

このような膝の痛みを予防する簡単なトレーニングや心がけを習慣にし、膝の健康を保つようにしましょう。

 

 

 

また、膝の痛みを強く感じたときや長期間症状が改善しない時は、早めに専門家の施術を受けるようにしましょう。

年代に関係なく、ご自身の膝の健康管理に意識を向けて楽しい毎日を過ごしましょう!

 

 

 

 

 

平川接骨院/針灸治療院では、膝の痛みに対してトリガーポイントを除去する施術を行っています。硬くなった筋肉を柔らかくほぐし、血流を改善させることで思うように治らなかった慢性的な痛みも根本から改善に導きます。

 

 

手技治療だけでなくハイボルト治療や針治療も行っており、筋肉の奥深くにあるトリガーポイントまでしっかりとアプローチを行いますので、膝の痛みや違和感がある方はお早めに当院までご相談ください!

 

 

 

 

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