2023.10.31
こんにちは!平川整体院グループ柔道整復師の林です。
体に不調がでた際に、針灸治療を受けることがあるかと思います。
その後治療を受けた部分が痛い、眠気、熱が出るなど体がだるかったりした経験はありませんか?
身体に不調が出て焦る人もいるかと思いますが、それは「好転反応」によるものかもしれません。
この記事では、針治療による好転反応について解説します。
好転反応の原因や対処法も紹介するので、針治療を受けた際には参考にしてみてください。
好転反応は、整体によって筋肉や筋肉の緊張が緩和され、身体が正常に戻ろうとする際に起きる反応のことです。
適切な施術を受けた後は血行やリンパの流れが良くなり、老廃物が体内を巡りやがて排出されます。この過程で、一時的に好転反応が起こり、不調を感じます。
全ての人に起こるわけではありませんが針治療に成れていない人などに起こりやすく、そのような方は大事な予定のまえには針治療を避けることをお勧めします。
針治療によって痛みが一時的に増す場合があります。
この痛みは血流が良くなり硬くなった筋肉がやわらかくなる過程で起こる現象で、肩こりや腰痛などの慢性的な痛みを治療した方に多く見られます。
針を打ったせいで痛みが悪化したと思うかもしれませんが、一時的に痛みが増したあとは、痛みが徐々に楽になり、結果的に施術前に比べて痛みが軽減されます。
針治療後に、めまいや吐き気を催すケースも存在します。
特に首付近に針を打った際に現れやすい症状です。
血流が良くなることで起こる現象で、もし、めまいや吐き気などの症状が出た場合は無理せず、横になって休んでください。
針治療を受けた後、急激に眠くなることがあります。これは針の刺激によって自律神経のバランスが整えられ、身体がリラックスすることによって起こる現象です。
逆に鍼治療後に夜眠れないケースもあります。
これも自律神経が整う過程で起こる現象で、もし眠れない場合は、横になって目を閉じてリラックスすることを心がけましょう。
発熱や頭痛など、風邪に似た反応が現れるケースもあります。
十分な水分補給を心がけてください。
針治療後に硬かった筋肉が柔らかくなることで、体がだるいと感じる方もいます。
針を打つ本数が多かったり、刺激量が強すぎたりすることが関係していてこのだるさはマッサージや整体で起こるもみ返しに似ているといえるでしょう。
もみ返しとは、マッサージなどで強く揉みほぐされる、間違った圧による刺激などから筋の炎症や、損傷が起こり、筋が硬くなってしまったり、痛みが出るようなものをいいます。
好転反応と似ていますが、症状の改善の前に起こるものではありません。
針治療を受けた後に、一時的にニキビや発疹が増えるケースもあります。
しかしそれらも数日で消えるケースがほとんどなので、安心してください。
まず針治療の後は、十分に睡眠を摂ってください。睡眠時に身体がリセットされることで、翌朝以降に鍼の効果が出やすくなります。
また十分な睡眠によって好転反応による症状が落ち着くこともあります。夜眠れない場合も、目を閉じてできるだけリラックスすることが重要です。
水分補給も重要になります。
加えて針治療後に避けるべき行動もおさえておくとよいです。
飲酒や長時間の入浴、激しい運動はできるだけ避けてください。
鍼治療を受けた後に好転反応が出ることは、珍しいことではありません。
治療前より症状が悪化しているようにも見えますが、身体の状態が良くなる過程でもあるので、安静に過ごしましょう。
通常2〜3日程で好転反応は収まります。
そして針治療を受けた後は長時間の飲酒や入浴、激しい運動は避け、水分を補給して十分な睡眠を摂ってください。
好転反応がおさまれば、症状の緩和や改善が期待できます。
好転反応を正しく理解し安心して針治療を受けましょう。
平川整体院グループの「トリガーポイント針治療」はこれまで神経の圧迫や骨の変形、あるいは加齢や慢性的な姿勢不良が原因とされてきた肩こりや腰痛、ヘルニアや脊柱管狭窄症のトリガーポイントという血流が悪くなり老廃物が蓄積できることでできる 筋肉のコリに直接アプローチする施術を行っています。
針治療を考えている場合や好転反応でお悩みの症状がある方はぜひ一度平川整体院にご相談ください!
平川整体院の針治療について詳しくはこちらをご覧ください。