整体後におきるもみ返しとは？痛くなる理由や好転反応との違い

もみ返しとは

整体では主に肩こりや腰痛などの慢性的な症状に対して施術を行い筋肉や骨格のバランスを整え、体の不調を取り除いています。

その過程で筋肉を強く押されたり、揉まれたりした際に筋肉にダメージが生じ、身体に痛みや不調が現れる症状をもみ返しといいます。

もみ返しの主な症状

もみ返しには次のような症状が起こります。

・コリや痛みが余計にひどくなった

・頭痛

・不眠

・内出血

・だるさや吐き気

これらの症状は筋肉が損傷したことで起こるもので、治るのに2〜3日、長ければ1週間かかる場合もあります。

もみ返しの原因と対処法

もみ返しの原因

過度な刺激

もみ返し原因として過度な刺激があります。

筋肉は「筋線維」という筋肉の細い筋が束になったもので、この筋の束を「筋膜」が包んでいます。

必要以上の力での施術を受けると、この筋線維や筋膜が傷ついてしまいもみ返しを引き起こします。

筋肉が凝りすぎている

凝りすぎにより、血行が悪くなっている筋肉を急にほぐした場合に、少しの圧でも損傷してしまう場合があります。血行が悪い筋肉は柔軟性がなくなってしまい刺激がダイレクトに伝わってしまうので損傷しやすくなります。

施術者の知識や技術の不足

施術者の知識や技術の不足によって適切な力の見極めができず、筋肉を傷つけてしまう場合があります。

そうなると、実際にマッサージを受けている時は「気持ちいい」と感じていても、施術後に痛くなることがあります。

もみ返しが起きた際の対処法

痛む場所を冷やす

もみ返しは筋肉が傷ついて炎症を起こしているものです。

冷やすことによって炎症を抑え痛みや腫れの緩和に繋がります。

安静にする

もみ返しによる痛みをストレッチや運動で治そうと考える方もいると思います。

しかしそれらは逆に筋肉の炎症を促してしまう場合もあるため、安静にして過ごすことが大切です。

もみ返しと「好転反応」の違いは?

好転反応は、整体によって筋肉や筋肉の緊張が緩和され、身体が正常に戻ろうとする際に起きる反応のことです。

適切な施術を受けた後は血行やリンパの流れが良くなり、老廃物が体内を巡りやがて排出されます。この過程で、一時的に好転反応が起こり、不調を感じます。

好転反応の主な症状としては、以下のとおりです。

・疲労感やだるさ
・眠気
・体温の上昇

もみ返しとの違いとしては、好転反応は全身的な症状で、施術を受けた場所に強い痛みが生じることはありません。

好転反応の症状は、ほとんどの場合は1日休めば回復し、長くても2〜3日程度で治ります。

まとめ

整体院などで治療やマッサージを受けた反応には悪い反応である「もみ返し」と身体に良い反応を起こす「好転反応」があります。

整体後に起こる痛みの全てが「もみ返し」で悪い訳ではありません。

「好転反応」の場合は、老廃物を流し出そうと体の循環を促してくれます。

整体後身体に症状が出た場合は自分の身体にとって良い反応か悪い反応かを見極め、適切な対処を行う事が重要です。

自分で判断するのが難しい場合は整体院や病院などに相談することも大切です。

もみ返しを防ぐためにも安心して治療を受けられる整体院を選びましょう。

平川整体院の治療法

平川整体院では施術者全員が国家資格を保有しており、原因を正しく把握し説明を行い、お客様が納得したうえで施術を行っています。

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